News Release

年頭のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中は弊社ならびに弊社事業に格別のご高配を賜り誠にありがとうございました。

このように新しい年を迎えられましたのも、ひとえにお客様をはじめ多くの皆様のご支援の賜物であると、社員一同心より感謝申し上げます。

昨年は、ヨーロッパ情勢の変化により原料価格が急騰し、コロナ禍から続くサプライチェーンの混乱がインフレを加速させ、世界経済の減速が鮮明となった一年となりました。厳しい外部環境ではありましたが日本では経済活動が正常化に向け動き出し、需要回復の兆しが見え大企業においては先行きに明るさが見え出しておりますが、中小企業・小規模事業者の皆様の多くは厳しい状況が続いていると推察致します。

ソリマチグループにとっての昨年は、創業理念「人のできない事をやる 人のやらない事をやる 世の中の為になる事をやる」を体現する年となりました。ソリマチグループから生まれたフィンテックベンチャーである会計バンク株式会社では、増加するフリーランスや副業するダブルワーカ―の方々に必要な確定申告やインボイスをスマホひとつで完結するアプリ「スマホ会計FinFin」、「スマホインボイスFinFin」のサービス提供を開始しました。煩雑な請求関連業務から会計処理、さらに確定申告までかんたんにできるスマホアプリを提供することで、時間がない、面倒で後回しにしてしまうなどのフリーランスが抱えている課題を解決いたします。

また、昨年11月に発売したパッケージソフトの最新バージョン「会計王22シリーズ」では2023年10月より施行が予定されているインボイス制度への対応(※)や、2024年1月から義務化される電子帳簿保存法への対応を中心に、お客様の業務に多大な影響を与える法令改正への対応を引き続き徹底的に行ってまいります。

さらに、2020年に設立した日本最大の農業会計ビッグデータによる農業経営シンクタンク「農業利益創造研究所」が、日本農業に無くてはならない個人事業農家を応援するために、優れた経営内容で、持続可能な優良経営を実践している農業者を表彰する「農業王 アグリエーション・アワード2022」を実施しました。

大きな法令改正を控え、混乱されるお客様が増加する中、ソリマチグループだからこそ実現できる支援を推進することができました。

※インボイス制度への対応機能の実装は本年対応予定

 

会計で、みんなを幸せにする

私たちは「会計はお金に関わる総合情報サービス」という考えをベースに、日本の経済を支える全国の中小企業・小規模事業者の皆様に会計の恩恵を受けていただきたいと考えております。会計、Fintech、データサイエンスの力で非常識な常識を創り出し、皆様の事業発展に貢献できるよう努めてまいります。

本年は「卯(うさぎ)」年です。「卯」という字は、門を開ける様子を表した字と言われております。これまで準備してきたものを形にして新しい世界を開き、新しい常識を創り、お客様が幸せになっていただけるよう社員一同、全力で取り組んでまいります。

末筆になりましたが本年が皆様にとって、うさぎが跳躍するような「飛躍」の年となります事を心よりお祈りいたしまして年頭のご挨拶とさせていただきます。

ソリマチ株式会社
代表取締役社長
反町 秀樹