News Release

年頭のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中は弊社ならびに弊社事業に格別のご高配を賜り誠にありがとうございました。
このように新しい年を迎えられましたのも、ひとえにお客様をはじめ多くの皆様のご支援、お力添えいただいたおかげ様です。社員一同心より御礼申し上げます。

昨年は、コロナウイルスの影響を受けたものの経済活動への制約が徐々に緩和され、景気回復という報道も見受けられるようになりました。しかし、中小企業・小規模事業者の皆様においては、依然として先行きが不透明な企業が多く、景気回復を実感できない状況が続いていると推察いたします。

ソリマチグループにとっての昨年は、日本で唯一の会計データサイエンス※1企業へ向けて邁進した一年でした。日本最大の農業会計ビッグデータによる農業経営シンクタンク「農業利益創造研究所」を設立し、5月に農業者の利益創造を支援する情報発信サイトを公開しました。また、9月にはFintechによる新規事業の探索と深化を目的とした事業会社「会計バンク株式会社」を設立しました。会計バンクは自社以外のパートナーと連携し、共に新たな価値を創出するオープンイノベーションを主眼におくことから、日本のFintech拠点であり、多くのFintech関連会社が入居している「FINOLAB」※2(東京都千代田区大手町)にオフィスを構えました。

さらに、一昨年に包括連携協定を締結した全国商工会連合会へのクラウド会計の導入が順調に進み、会計事務所向けの会計システム「会計事務所クラウド」の利用事務所も着実に増加しており、中小企業・小規模事業者の皆様の業務効率化へ貢献できたと実感することができる年となりました。
※1 「会計データサイエンス」は商標登録済みです。
※2 FINOLABは、三菱地所等がFintechビジネスエコシステムの構築を目指して2016年に開設した日本初のFintech拠点です。

会計で、新しい出会いを創造する

私たちは「会計でみんなを幸せにする」という理念のもと、日本を支える中小企業・小規模事業者の皆様の事業を支えることはもちろん、成長を支援する新しい出会いを生み出していきたいと考えております。「会計」をお金に関わる総合情報サービスと位置づけ、Fintech技術と蓄積された業種別会計データを用いた会計データサイエンスにより、ソリマチにしかできないプラットフォームを提供し、皆様にとって有益な出会いを生み出して事業発展に貢献できるよう、全力で取り組んでまいります。

本年は「寅(とら)」年です。虎の大きな体や鋭い牙からは勇敢さや自信が感じられます。昨年始動した事業を大きく前進させ、新たな挑戦に果敢に取り組み、お客様に喜んでいただけるサービスを数多く提供できるよう努力してまいります。

末筆になりましたが、この一年皆様が大きく力強く進んでいく年になります事を祈念し年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

ソリマチ株式会社
代表取締役社長
反町 秀樹